今日は広島にとって忘れてはいけない大事な日です。
75年前の8月6日 8時15分 広島の地に原子爆弾が投下されました。
お預かりの子どもたちにも、時間をとって話をしました。
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「8月6日って何の日か知ってる?」
「知ってるよ!」
「原爆の日!テレビでやってたよ」
年長さんがすぐに手を挙げて答えてくれました。
中には、
「爆弾ってすごく大きいんだよね。お母さんから聞いたよ」
と、お家で聞いたことを教えてくれる子もいました。
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また、『へいわってすてきだね』の本を読みました。
読み終わった後に色々なことを聞いてみました。
「平和ってどういうことかな?」
少し考え込んだ後に、
「うーん、お友だちと仲良しなこと」
次に、「平和じゃないときはどんな気持ちになると思う?」
これも難しかったようで、しばらく考えていましたが、「かなしい」「こわい」と思ったことを答えてくれました。
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「平和で過ごすために、どんな風にしたらいいかな?」
最後にみんなに聞いてみました。
年長さんからは、「爆弾を落とさない」という答えが出てきました。
最初は話があまり分かっていなかった年少さんも「ケンカしない」と年少さんなりに考えて言うことができました。
今回、話をしたことで、みんなで仲良く過ごすことが「平和」ということを、子どもたちも感じてくれたのではないかなと思います。
一人ひとりが「平和」について考えられる時間となりました。