きく組さんは図書室へ行くと
畳の部屋で、ソファーで、ベンチで・・・と
思い思いの場所を見つけて絵本を
読んでいました。
男の子に人気だったのは
「昆虫」の絵本です。
図鑑や物語、どちらも”虫”が見えたら
みんなで一緒にのぞきこんで
「これは”かまきり”だ」など
話していました。
子どものつぶやき
「いたずら きかんしゃ ちゅうちゅう」という絵本を見たときに
「ちゅうちゅうの ひっぱる きゃくしゃには、しゃしょうさんが のっています。
しゃしょうさんの なまえは アーチボールドといいました。」という一文がありました。
そこを読んだときに
「せんせい、かっこいい名前じゃね。」と
登場人物に親しみをもって言っていました。
いろんなことを思いながら話を見ているんですね。
今、きく組でブームなのが
「ちょっぴり怖い話」です。
鬼ややまんば、おばけ・・・
「怖いから目をつむっとく~!!」と
指の隙間から見ていたり、「絶対見ない」と
机に伏しているけれど、少しずつ顔が上がり、
お話の世界に入り込んでいます。
話が終わってホッとしている子どもたちです。
ちょっぴり怖いけど、面白い・・・
それがいいみたいです。